公開 Web サイトとして運用していますが、一部の Web ページだけ読者を限定する必要がある場合の設定方法について説明します。
読者を限定する単位には Web ページ毎とメニュー項目(カテゴリー)毎の2つあり、設定方法はそれぞれで異なります。
■ Web ページ毎に読者を限定する
Web ページ毎に読者を限定する場合は、限定読者として指定されたユーザーは対象の Web ページを参照することができますが、それ以外のユーザーは一覧ページや検索結果等で一切リストアップすることもできなくなります。
以下の 1. と 2. は Web ページの読者を追加登録するもので、データベースの管理者権限が必要です。既に読者が追加されている場合は、3. から実施します。
- Lotus Notes または Domino Administrator で EZSite 4 コンテンツ・データベースを開きます。
- EZSite 4 コンテンツ・データベースのアクセス制御リスト(ACL)を開きます。
- ACL に、対象の Web ページの読者とするアカウントまたはグループを[作成者(文書の作成)]として追加して、[01Readers] から [30Readers] のロール割り当てます。
- ACL を閉じます。
- Web ブラウザでサイト管理エリアへアクセスして、読者を限定する Web ページのページ情報を開きます。
- ページ情報の[読者を限定する]をチェックします。
- [対象読者]で[ユーザー一覧を開く]ボタンをクリックすると、2. で ACL に登録したアカウントまたはグループの一覧が表示されますので、限定読者とするアカウントまたはグループを指定して、保存します。
■メニュー項目(カテゴリー)毎に読者を限定する
メニュー項目(カテゴリー)毎に読者を限定する場合は、限定読者として指定されたユーザーは対象のメニューとその中に含まれる全ての Web ページを参照することができますが、それ以外のユーザーはいずれも参照できなくなります。
この設定には、データベースの管理者権限が必要です。
- Lotus Notes または Domino Administrator で EZSite 4 コンテンツ・データベースを開きます。
- EZSite 4 コンテンツ・データベースのアクセス制御リスト(ACL)を開きます。
- ACL に、対象の Web ページの読者とするアカウントまたはグループを[作成者(文書の作成)]として追加して、[01Readers] から [30Readers] のロールを割り当てます。
- EZSite 4 コンテンツ・データベースのアクセス制御リスト(ACL)で、匿名ユーザー(Anonymous)のロールから読者を限定するロール(カテゴリーの番号がロールの番号と一致するもの)の割り当てを外します。
- EZSite 4 設定データベースのアクセス制御リスト(ACL)に、対象の Web ページの読者とするアカウントまたはグループを[読者]として追加して、[01Readers] から [30Readers] のロール割り当てます。
- ACL を閉じます。
アクセス制御に関しては、「EZSite 4 ヘルプ」にも記載していますので、詳細はそちらをご覧ください。
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